さいきん編み物をはじめて トートバッグのボディが仕上がったので レザーハンドルを付けることに。
ハンドルをレザーにするだけで、プロっぽい仕上がりのバッグになるので みなさんにもおすすめしたいと思い記事にしてみました。
こちらの記事ではレザーの切り口の処理の仕方からぬい付けまでを画像をまじえて解説しています。
使用した革
今回使用したレザーは、ハシモト産業のオイルダコタ、クロームとヌメのいいとこ取りのあつかいやすいレザーです。
1デシ(10cm✗10cm)@78円 レザー1枚230デシ(半裁)を購入すると18000円ほどです。
レザーを購入する場合、関東にお住まいの方でしたら 革の問屋が多い浅草橋がおすすめです。おもわぬお値打ち品に出会えます。
革の裁断
厚さ2mmのレザーを幅3センチ 長さ36センチ(手提げなので)に裁断。裁断はカッターで。
ハンドルの幅は 1.8センチから2.5センチ位までが持ちやすいかと思います。3センチくらいになるとちょっと太いですが、見た目がかわいいので3センチにしました。
トコノールで裁断面の処理
切り口をトコノールで磨きます。
トコノールを綿棒でぬりつけてから木綿のはぎれで磨きます。
ビフォアアフター。
ネジ捻で跡をつける
ネジ捻ではしから3ミリくらいのところに ぬいしろの跡をつける。
菱目打ちでぬい穴をあける
菱目打ちレザーパンチを使って 縫い穴をあけていきます。私は4mmピッチで1目・2目・4目持っています。他にも菱目打ちも持っていますが、金槌でゴンゴン叩かなくてはいけないので、最近は作業のしずかな このレザーパンチを愛用しています。
菱目打ちのピッチはだいたい4mmか5mmのどちらかを使います。1目、2目、4目の3本があるといいのですが、最低でも1目と4目が必要です。
なぜなら、最後のあたりでピタリと等間隔で穴を開けられると良いのですが、目と目の間がたいていは狭かったり広かったり。そんな時の調整に1目を使います。
サクサク穴あけがたのしい。(開けているのは夫)
いざ!縫っていきます
ビニモの手縫い糸は 色が豊富でロウ付けもされていて手軽につかえます。
かわいらしく 並縫いで縫いつけていました。
完成
レザーハンドルのかんたんな作り方、いかがでしたでしょうか。
レザーのハンドルを付けると、ちょっとプロっぽい感じにバッグが仕上がります。今回は切り口をトコノールで処理いたしましたが、切りっぱなしでもかわいい。またステッチを入れず、バッグに取り付けるところだけ目打ちで穴を開けて ハンドルを縫いつけても大丈夫。
レザーは敷居が高いとは思わず、作品の幅が広がるのでぜひチャレンジしてみてください。
レザーの下処理動画
今回使用した道具・資材はこちら
菱目打ちはこちらがスタンダード。